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2017年 12月 10日
初めてショッピングに出かけました。外は雪。
ホテルのドアmanが大荷物の私を見て「エブリデイ ショッピング!」とニヤリと笑う 「ノーノー今日が初めてのショッピングよ」と答えると、毎日スーツケース引っ張ってるじゃないかと言われてしまった。 作品持ってウロウロしていたから、スーツケースで買い物だと誤解されてたのね。 そうかビジネスだったかと理解してくれました。 買い物好きのオバサンとはちょっと思われたくないな。 初めてのショッピングは娘へのお土産にいっぱい布を買いました。 MOOD FABRICS ホテルに近い場所に繊維や手芸関係の問屋街が有り、ラッキー ![]() 遊び舍のショッピングサイトに、トートバッグになって登場するはず。 でも、問屋街とは思えない値段で、よくそんな高いものを!と怒られるかも。 ニューヨークの物価は日本より少し高めです。
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by teoriasobiya
| 2017-12-10 03:35
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2017年 06月 23日
先日、熱海にジヤカランタとブーゲンビリアを見に行って来ました。
南アフリカや南アメリカ等で街路樹等として植えられて、大木が紫の花に包まれるジヤカランタ、日本ではなかなか充分には育たないながら、熱海市が頑張って観光の目玉の1つに推し進めています。 今年はジヤカランタは少し残念でしたが、ブーゲンビリアが素晴らしく見応え有りました。 ![]() ![]() ![]() ▲
by teoriasobiya
| 2017-06-23 22:59
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2014年 02月 16日
あちこちと見て回ったテキスタイルの話題はお終いですが、幾つか旅の話
初日デリーに宿泊した翌日早朝、国内線でグジャラート州の州都アーメダバードに向かいました。 ![]() 〇〇バードと付く地名は、イスラムの王が治めていた地名だそうで、アーメダバードは15世紀この街を都にした王 アーメダ シャー1世の名が付いています。 街は12のゲートのある城壁の中に有ります。 少し早朝の街中を散策、甘いお菓子を売っているおじさんに一切れいただいたり、名物のオートリキシャに乗ったり、お寺を見学したり。 ![]() ![]() ![]() ![]() ヒンドゥー教寺院、とても華やかな色つけがしてありました。 ![]() 門前には新鮮な野菜の店も出ています。 ![]() 今は学生が住んでいるという大邸宅は、チーク材の彫り物で飾られて豪華です。 ![]() 牛を大切にするインドを目の当たりにしました。 野良牛が街中にウロウロ、お金持ちから仕事として餌やりに雇われている人は、牛糞を集めて乾かして燃料として売る副業も出来、餌代を出したお金持ちは得を積む事になるのだそうです。 アーメダバードはモダン建築の神様と言われる ル コルビュジェの作品が沢山沢山ある事で有名だと聞きましたが、ガイドさんは伝統的建物を紹介したかったようで、残念ながら見る事は出来ませんでした。 ▲
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| 2014-02-16 23:50
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2014年 02月 10日
次は4枚綜絖のウール織りをする工房を訪ねました。
この旅に出かける直前に初めての4枚綜絖を楽しんでいた私にとっては、興味津津です。 ![]() ![]() ![]() ![]() 先日見たパトラ織りもそうでしたが、ここでも織は男性の仕事です。 刺繍は女性の仕事でしたが、この国では織はすべて男性の仕事だと何かで読んだ気がします。 写真で判るかしら?織り手は床に開けた穴に腰かけて織ります。 ![]() 何人もの人が働くこの工房のオーナー、手紬の糸で織った素敵なジャケットを着ていました。 ![]() ![]() ![]() この一家もNational Awardを受賞していて、赤いのがおじいさんの代、ベージュがお父さんの代、青いのが自分たち兄弟でそれぞれ受賞、何カ月もかかって制作したそうで、素晴らしい作品でした。 ![]() 奥の大きなショップにはレベルの高い織や染めの作品が揃っていて、買い付けらしいお客さんが何組かいました。 フイと耳に届いたフランス語に、聞いてみるとパリから買い付けに来たそうで、ODEONでお店をやっているのだそうです。 昼食済ませてろうけつ染め工房を訪ねました。これが最後の工房です。 ![]() ![]() 少し湿らせた砂を台の上に置いて布を置き、「カラム」という金の棒に植物の繊維をつけた筆に蝋を含ませて絵を描きます。 下の写真は私の体験でしたが、教えてくれた女性が最後は取りあげて点々と遊んでいました。 ![]() ![]() ![]() 下染めをして、赤い染料で染めてくれました。 外の大釜でお湯を煮立てて蝋を落とし、浮いて来た蝋はすくい上げてまた使うのだそうです。 ![]() 鮮やかに染め上がった布を庭に干して、終了。 ▲
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| 2014-02-10 01:23
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2014年 02月 09日
1月2日 あちこちの村を廻ったテキスタイル三昧の旅も、村巡り最終日になりました。
朝ホテルに、最後1家族だけになったモチ刺繍の伝承者モチ兄弟が実演に来てくれました。 マンドゥビというアラビア海沿岸の村に住んでいたそうですが、最近私達が宿泊しているブージの近くに引っ越してきたのだそうです。 ![]() 1.5メートル位の木枠に布をピンと張り、小さな小さな鈎針で布の下の糸を引きだしてチェーンステッチしていきます。 今日は実演の為に小さな木枠を用意して来てくれました。 ![]() あまりにボケた写真で、様子が判らないかしら?とても細かいチェーンで埋め尽くしていきます。 ![]() ![]() 販売用の作品も有ったので、記念にと私は下の1枚(横15㎝位)を買いました。 その後ラバリ族の住むブジョディ村を訪ね、村長さんの家に行きました。 この村も大地震で全壊し、四角いコンクリートの家ばかりです。 キッチンはこちらも私達と変わらず使いやすそうですが、何故だかガス台を床に置いてしゃがみ込んで昼食のカレーを作っていました。 その方が慣れて楽なのかもしれませんね。 ![]() ![]() ここでも女性たちが集まって刺繍をしています。 でも少ししたらいなくなっていたから、もしかして観光用?それとも昼食に帰った? ![]() 村長夫人です。女性たちは自分の財産のすべてを身につけているのだそうで、金のアクセサリーだけで百万単位だとか、胸元に小さくぶら下がる金の棒は耳かきと爪楊枝ですって。 こちらでは村の刺繍や近隣から集めたアンティークの布まで色々売っていてワクワク。 ![]() ![]() ![]() 60年くらい前の布を買った記念に写真パチリ。 ▲
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| 2014-02-09 23:43
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2014年 02月 08日
絞り染めの後は、アヒール族のダネティ村にミラー刺繍の体験に行きました。
2001年のグジャラート大地震で全壊した村は、伝統的なブンガの家では無く政府が仮設に提供した四角いコンクリートの家に住んでいます。 ブンガが点在した村はさぞかし興味深かったでしょう、コンクリートの家は趣も無く残念な風景でした。 でもそれは観光客の勝手な考え方かもしれません。 新しい家は流し台や調理台や水道の付いた使いやすいキッチンが有り、女性たちは少し楽になったかも知れません。 ![]() ![]() 暑い印象のあるインドですが西インドのこの地、やはり冬は寒く、陽の当たるテラスで皆さん集まってミラー刺繍をしています。 1枚の布を一緒に刺繍をしていました。 ![]() インドはそれぞれの手仕事の名手にNational Awards国民賞を与え、手仕事を守ろうとしています。 そのNational Awards受賞者のギータさん、彼女の家に集まっているのです、私達はここでミラー刺繍を教わりました。 ![]() ![]() ご覧の通り私には全く向いていなかったらしく、やってもやっても目が揃わず、このオレンジ色のサリーの女性が何度も何度もやり直しをしてくれて、少し匙を投げだし気味でした。 目が綺麗なところは彼女の仕事、バラバラしているのが私がやったところ。 ところで彼女、なんて可愛らしい人なのでしょう。 ![]() ![]() 写真がボケてしまいましたが、後で作品を見せていただいてお買い物タイムです。 実はミラー刺繍には少し興味が薄く、ここでは買い物はしないつもりでした。 それなのに、 ![]() ![]() あまりの綺麗さに思わず買ってしまいました。 ▲
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| 2014-02-08 00:30
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2014年 02月 05日
2014年の幕開け、今日は絞り染め(Tie&Dye)のスペシャリスト、Kaatri Alimohamedさんの工房に絞り染めの体験に行きました。
何歳くらいか?少し可愛さの漂うアリさんです。 ![]() ![]() ![]() この小さな金具を薬指にさして、ちょっと布を持ちあげて絞ります。 ![]() ![]() 先ず点々と印をつけた布を絞り,1度丸染めにし、もう1度絞って丸染め、繰り返すごとに複雑な柄になります。 ![]() ![]() 染めを担当しているのは息子さん 今度は私達の体験です。私は日本から着物の裏地に使うシルクの布を用意して行きました。 ![]() ![]() ![]() 根気の無い私は大雑把にしか絞れません。 息子さんにケミカル染料で染めていただいて、こんなにきれいな紺になりました。 ![]() ![]() ![]() アリさんの作品、こんなに細かく結んで有ります、最初にグレーに染めて2度目の染めは赤。 斜めに引っ張って結びをほどくと、こんなに素敵なストールが出来ました。 ![]() 新年でちょっとおめかしして登校中の少女を現地ガイドさんが呼んでくれました。 ![]() アリさんのもう一人の息子さん、絞り染めを格好良く頭に巻いて見せてくれました。 まるでmovie starみたいですね。 ▲
by teoriasobiya
| 2014-02-05 17:20
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2014年 02月 01日
ニローナ村、ホドコ村、ドロド村、カッチ湿原の中の村を廻りながら、ちょっと観光。
白い砂漠 White desert と呼ばれる大塩原、白く広がるのは砂漠ではなく塩の原です。 元々は海だった所が地形が変わり、塩の湿原になったのだそうで、ちょっと塩の結晶を食べてみると旨い塩で、塩の採取生産もされているそうです。 ![]() ![]() ![]() 観光用のらくだが首を振っています。 ここ数年インド政府はインド人の観光にも力を入れ始めているとか、沢山の観光客に会いましたが、あちらから見れば私たち日本人の方が珍しい訳で、ずい分話しかけられて情報収集され、うちの子供と一緒に写真にと何枚も子供たちとポージングしましたよ。 この白い塩原の数十キロ先、もうパキスタンです。 ![]() メグワル族の住むヴィレンディアラ村に立ち寄りました。 こちらの家ブンガは、壁に沢山の模様が書いて有りました。 同じブンガでも白いままの村も有り、こうして模様の書かれた村も有り、ブンガだけでなくアームダバードからブージ、そして北上してこの湿原地帯まで、何時間ものバスの中で色々の模様の描かれた家を見ました。 その意味は判りませんでしたので、少し調べてみようと思っています。 ![]() ![]() ブンガの中はミラーの埋め込まれた美しい壁で、ミラーは厄除けの他に1本の蝋燭でも室内を明るく輝かせる目的も有るそうです。 観光客が来ると役割分担なのか、この少女がポーズをとって写真モデルになり ![]() 大人は大急ぎで店開きの用意を始めています。 ![]() ![]() ミラー刺繍の布をエプロンのように前にかけるのがメグワル族の特徴だそうです。 外ではおばあさんが子守中、バックに見える家には装飾がされていませんから、もしかしたら村の入り口だけ観光用のブンガを建てて美しく作っているのかもしれません。 村の奥の方の家からも一生懸命手招きをする人がいるので訪ねましたが、ほとんど物の無い土間の家は貧しそうで、夕方のうす暗い中で一生懸命に出すビーズ細工も布も悲しいほど稚拙なのに思わず買いそうになりましたが、お情けで買う事に迷いSorryと外に出ました。少し胸が痛い。 ![]() 今日は大晦日、添乗員さんが食事の前に年越しそば(どんべい)を用意して下さいました。 ▲
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| 2014-02-01 11:16
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2014年 01月 29日
![]() インドの中で最も観光客の少ない地域と聞きましたが、それでも土で丸く作った家にカヤ(?)草(?)の屋根を載せたブンガという地域独特の家を沢山建ててホテルにした、Village Resortに立ち寄りテントレストランで昼食をとりました。 ![]() ![]() テントの天井に染めのバンダナをいっぱい装飾して、まさに観光用レストランです。 ![]() ![]() 午後はカッチ地方の北部、もうパキスタンにほど近いドロド村に行き、まだまだ若いけれど刺繍の名手として、インドのテキスタイルに興味のある世界の人に知られるムトワ族のソフィアさんの家を訪ねました。 ![]() ![]() ![]() 一族同じ敷地で暮らすこの地域、ソフィアさんの家お兄さんの家お姑さんの家等が有り、ソフィアさんの家の玄関はとても奇麗にして有ります、靴は脱いで上がります。 部屋の中も、これまで訪ねた家の中で一番美しく、手づくりのベッドカバーも素敵でした。 ![]() ただ今制作中の作品です。 イスラム教徒のソフィアさんは写真を撮らせてもらえません。手だけならと。 ![]() ![]() 実際に見ると本当に細かく綺麗です。 夫の親族と暮らすソフィアさんは十代の後半(今30代半ば?)頃からとても細かいミラー刺繍で有名です。 この細かさが彼女のプライドだそうです。 女性を表に出したがらないイスラム教徒の親族は、こうして外国人達が沢山訪れるのをかならずしも歓迎はしていないそうですが、でも前年私の友人もパリやドイツからここを訪れていますし、世界中のテキスタイル研究者にはMutwa Embroideryの作家として有名な存在で、ネット検索をすると日本人も随分ここを訪れています。 一族を経済的に支えてもいるのかもしれません。 女の子は学校に行く必要がないという周りの言葉に屈せず、子供たちを全員学校に行かせ、少しずつ独学で英語も話せ、賢く芯があり自分の意思は通すところは通す聡明な女性のようでした。 ![]() これを買いました。額に入れて飾ろうと思います。 ▲
by teoriasobiya
| 2014-01-29 12:34
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2014年 01月 23日
ここもニローナ村だったのか、、、木工細工の集落にも立ち寄りました。
![]() アカシアの木で作った小さな麺棒に(チャパティ等を作る時に使うそうです)松脂にポスターカラーを混ぜた塗料を、手引きろくろで回しながら塗って出来上がり。 ![]() 学校から帰って来た子供たち、中学生らしき少女のグループは英語の教科書を持っていて、何とこの私を相手に What your name How old are you なんて練習していましたよ。 ![]() 集落を出ようとすると、子供たちが古布で作った人形を広げて販売、観光客が来る度にこうしているのでしょう。 ![]() ![]() 私はこの人形を買いました。 ![]() NGO団体の本部カーララクシャに立ち寄りました。 アメリカ人女性がたち上げた団体で、ブージ、とくにラバリ族の女性の支援を続けている所だそうです。 ![]() ![]() ![]() 女性たちが集まって刺繍中です。 枠も使わず、ちょっとつけた目印だけで刺していきます。 ここカーララクシャでは、この地域のテキスタイルを中心にしたお店も有りました。 向かいの家のおばあさんも(かわいらしい色のサリーで若い人かと思ったらおばあさんでした)日当たりの良い家の2階で刺繍中。 村を歩いている女性たち。 ![]() ![]() ▲
by teoriasobiya
| 2014-01-23 11:32
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