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2006年 09月 02日
先日来少しづつ秋の気配は感じていたけれど、9月に入った途端にガラリと空気が変わった、まるで舞台の転換のよう
数日前細くキリリととがっていた月が夕べ美しいは半月、白く鮮やかに光っていた アラ、夏の月はいったいどんなだったかしら?全く印象が無い、湿気でぼんやりしているのか、時間や角度の問題か そして先ほどの夕焼け、まだ残っている青空の中にいわし雲がピンクに染まり、、、 ぼんやり暮れていくのをながめた 年上の友人から電話をもらった 彼女は85歳、年齢を感じさせない身軽な動きで周りを驚かせている これまで多くの経験を重ね、とても前向きな人生だったと想像できる 最近92歳のご主人が寝たきりになられたという話 食事を口に運び、下の世話もする、初めはなかなかそれに慣れる事が出来ず辛かった話 息子さん夫婦と同居ながら、やはりこれは自分がやらなければいけない事とハッキリおっしゃる かならずしも素晴しい夫婦関係だったとは言い切れないところが有ったとしても、結局は妻の仕事なのだろう 互いにどんなに受け入れがたい関係だったとしても、、、、 でも、あなたの気持ちは大丈夫なのか、無理をしていないのか?思わず私は彼女にたずねてしまった これから逃げての生活は今の自分にはもう作れないのだから、、、自分の為にもやるしか無いのです プライドも責任感も人一倍高い彼女はやり通すに違いないけれど、私は彼女の心の中が気がかりでたまらない 秋の夕暮れは少し考え事をさせるらしい
by teoriasobiya
| 2006-09-02 00:31
| 想いあれこれ
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