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2005年 12月 28日
時々帰りが遅くなる時8:30最終(ちょっと早すぎるよー)バスに乗る
必ず一番前の席に、10歳くらいの少年が妹らしい二人の少女を連れて乗っている 3人ともなかなか良い子でバスの中で騒ぐ事も無く静かに話していて、お兄ちゃんがよく面倒を見ているよう それが昨夜、眠っているように見えた少年の堅くつむった目のふちがぬれている。あれっとさりげなく見ていると つむった瞼から溢れてくる涙、時々大きくつく息が震えて、ついに小さくしゃくりあげる 何があったんだろう?知らない小母さんが声をかけても驚かせるだけだろうな そしていつものバス停で、妹たちを見守るように後ろから静かに下りていった でも、降りた途端に少年の顔が大きくゆがみ口を開けるのが見えてしまった!泣いてるんだ大声で泣いているんだな どうして私は声をかけなかったんだろう。何も言わなくても肩をたたいてやればよかった いつもこんな時間に兄妹3人で家に帰るのだろうか。家には誰かいるのだろうか。ご飯は? 人には様々な生活が有り、事情もあるだろう。ちゃんと躾けられている様子だし大切に育てられている様子も見える どんな生活だろうと不幸とか可哀想と思うのはちょっと違うだろう でも、あの少年の瞼のふちが頭から離れない
by teoriasobiya
| 2005-12-28 11:51
| 想いあれこれ
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