|
2013年 07月 23日
長い期間手織りを続けながら、数年前までほとんど裂き織りはしませんでしたが、ここ数年古い着物をいただくことが多くなって年に何点かの裂き織り作品も制作するようになりました。
春には山形の和子さんから、先月は秋に作品展を開いていただく岐阜の「ギャラリー遊び野」さんから、綺麗な色の昔着物を送っていただきました。 着物を解いて、洗って、裂く。 こうして書いてみると織るまでの下準備はたった三工程、でもその三工程がなかなか手間がかかります。 布によって裂き易いのや裂き辛いのや、裂き方向も縦だったり横だったり、裂き巾もイロイロ。 夜テレビを見ながら少しづつ少しづつ、かなり裂布玉が出来ました。 綺麗でしょう。 まだまだ着物が有りますから、もう少し裂いて織りましょう。 ところで、裂き織りの文化は世界の中でどの位の地域に有るのでしょうか? フランスの手織り作家のマイテさんは、裂き織りの説明をするととても切なそうな顔をします。
by teoriasobiya
| 2013-07-23 23:10
| 作品
|
ファン申請 |
||