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2008年 03月 30日
今日は朝から晴れ、気温も真冬にしては穏やかです。
夕食の予約の時間までは特に予定もありませんから、写真撮りの続きです。 先回なかなか良い撮影ポイントの有ったモンマルトルの丘まで出かけました。 一番最初、雑貨屋さんの「PYLONES」今から考えるとそんなにはじめに寄って荷物を増やさなくても、、と思いますが、とにかく行きたかったお店なのでつい、、そして、二人ともかなりのお買い物。 この店は他の国でも旅行ガイド本に載っているのか、途中で外国人に呼び止められ、私たちの持った「PYLONES」の袋を指差して場所を尋ねられ、地図を開いてナビまでしてしまいました。 撮影の出来はソコソコながら、クレープを食べたり歩き回ったりちょっと観光客らしい時間でした。 ホテルに取って返し、着物に着替えます。私たちのメインイベントのひとつ (ちゃんとしたレストランでの食事) が待っています。 自作の着物を初めて人前で着る、とても楽しみにしていました。 キクちゃんは、ご主人の若かりし頃の何枚かの柄違いの絣をデザインした着物です。 着物姿は地下鉄の中でも歩きながらもかなり視線をあびて、途中何人かの日本人にも声をかけられ、外国人にも写真を撮られ、チョッと快感、私達ってナルシスト? シャンゼリゼ通りの端、凱旋門の側の「Stella Maris」日本人シェフ吉野氏のお店です。ここまで来て日本人シェフの店なんてと思われそうですが、日本人のスタッフがいて安心した食事をしたいのです。 PARISに到着の翌日、旅行社「みゅうの佃氏」に予約取ってもらいましたが、なかなか予約の難しいお店なのです。 入った途端に「迷わずにいらっしゃいましたか?」穏やかな優しさで迎えられました。 高校卒業の頃、フランス料理のフルコースのマナー教室は多くの人が経験あると思いますし、いかにも堅苦しそうなマナーのアレコレを本やテレビで見聞きするにつけ、とても私には向かないと敬遠していたフランス料理です。 「どちらからいらっしゃいましたか?」 「小田原です」 「「エーッ、この店は昔小田原にも有ったんですよ!」 から始まった会話で、リラックスできて食事の注文も気が軽く、少し量の少ないフルコースを注文しました。 グラスワイン 食事前に小さな焼き菓子 まず生牡蠣の?ソースかけ(キクちゃんはスープに変更) 前菜は鮪と茄子のミルフィーユ仕立て 魚料理は帆立 肉料理は子羊のロースト ロゼ チーズのワゴンがやってきて希望のチーズを切り分けて上手に盛ってくださいます。もちろんチーズに素人、判るはずも無くお店の方に選んでもらいました。 デザート前デザート、小さなグラスの?のシャーベット 本当のデザート、鏡仕立てのチョコケーキにピスタチオのアイス 美味しいコーヒー パンも美味しかったし、2時間弱、二人で255ユーロ、大満足でした。 なるほど予約の難しいお店、店内は3組の日本人を除いて外国人で満席、皆さんノンビリ、メニューもユックリ選んで選んで注文。 ウエイター(serveur)さんが本当にタイミング良く現れ、忙しいでしょうにゆっくりお喋り、とても気持ちの良いサービスを受けた気分でした。 難しいだろうと敬遠していたのは間違いだったのか、そのサービスこそが店店の特徴なのか、判りませんが、、 (後日になりますが、日本にも吉野氏の店が汐留に有ると聞いてキクちゃんとランチの出かけました。 同じように暖かいサービスを受け、大好きになりました。また出かけようと思います。) 夜10時近く、夜の街を少し緊張しながらホテルに戻りました。なにも危ないことは無かったけれど、、 ワインでほんのり赤い顔の二人、このHP自己紹介のページはもうかなり昔の写真、去年から白髪染めを止めて今の私はこんなです。
by teoriasobiya
| 2008-03-30 09:41
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