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2008年 02月 23日
あの有名な映画「ノートルダムのせむし男」も見ていないし、「バラ窓」と呼ばれているステンドグラスの飾り窓が美しいらしい、位しか知らないのですが、、、 さすがに近づくととても大きい、大きく立派な建物ばかりのPARISでもやはり高さも大きさもピカイチ。 建物の脇に小さな入り口があり、色々の国の観光客が行列しています。 これが入り口かな?良く判らないまま並んでいると係の男性が「ジャポネ?」 なんだか少し変な表現の日本語のパンフレットをもらって中に入ると、ただただのぼりの螺旋階段。 だんだん細くなる螺旋、時々外が見えるもののなかなか上に着かない、有名な「バラ窓」はいったいどこのあるのかしら? キクちゃんの足はもうかなり重たくなっています。 どれだけ上り続けたか、、、70メートルと言ったかしら? 上部の回廊は不思議な動物や鳥の彫刻がそこここに有り、ちょっと怖い。大聖堂の魔よけだそうです。 とうとう天辺、PARISの街を一望しとても気持ちよく、妙に心を揺さぶられるようなロマンチックな風景でした。 後はまたひたすら降りるのみ。 考えてみたらわかる事でしたが、目的の「バラ窓」は当然寺院の1階の大聖堂に有るに決まっているのでした。 ああ、でも本当に美しい聖堂でした。信仰は違うけれどやはり何か敬虔な気持ちになってしまいました。 それにしても、問題はキクちゃんの足、かわいそうにもうブルブル状態でした。 へとへとのキクちゃんも大発奮、二人で大興奮の店に出会いました。 「佃さん」お勧めの音楽カフェを探しにセーヌ河を渡ります。 私たちの行きたかった「シャンソニエ」の店より、音楽大学の学生さんたちが自由にピアノを弾いたりする素敵な店がお勧めとか、、 でも、残念ながら今日は休み?開店時間がもっと遅いのか?閉店中。 仕方ない、本目的の写真撮りをしながらブラブラしていると素敵な店を発見!「Le Labo] クラフト作家の作品をアレコレいっぱい飾っているお店です。 この界隈は手作り品の店が何店か並んでいましたが、この店は一番! 紙や木や布や、さまざまな素材で面白い作品を創る作家さんの集合した店のようでした。 あれもこれも買いたい物がいっぱい! アレコレお土産のほかに、自分の為に布で作った人形を一体買いお気に入りです。 そして、Rue Dante ダンテ通りにもう一つ、もっと素敵な出会いが待っていました。 アレッ、ここはギャラリー? ちょっと素敵なアジアの布が数枚畳んで置いて有りますが、今日は休みのようです。 でも、覗き込む私たちを中から興味深そうに見ている日本人らしき人物、入って見ましょう。 やっぱり、日本人。 15区の自宅を時々ギャラリーにしているという女性で、織物にも興味多々で私たちの着ている服を見てくださいました。 あさってからダンテ通りのこの「ギャラリーアジア」で開かれる織物展の下準備でたまたまそこに居合わせたそうで、もう帰り際でした。 モリモト キクオさん、カンボジアの戦乱で失われた染め織りの復元と地元の人々の生活を支え、技術の掘り起こしと再生に努力されている方の展覧会だそうです。 その方の話はキクちゃんはNHKテレビで、私は朝日新聞で知り記憶にある方です。 「明後日は森本氏も私も来ていますから是非もう一度お立ち寄りください」 Shukukoさんは言って下さいました。 キクちゃんと私、またまた興奮! だって、そんな出会いって有ります? こんなところで、すばらしい日本人にお会いできるチャンスがあるなんて、、、
by teoriasobiya
| 2008-02-23 09:31
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