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2011年 04月 04日
パリは何と言っても美術館でしょう!と言われるけれど、私達街歩きが忙しくて1回の旅で1館しか行けません。
今回はエッフェル塔のふもとに、建築家ジャン ヌーベル(Jean Nouvel)によって設計されたケ ブランリ美術館(Musee du quai Branly)に出かけて来ました。 オセアニア アジア アフリカ 南アメリカ等、西洋以外の文化を紹介する美術館と言うより博物館かな?そんな文化機関です。 最近出来たらしく、今パリの人々に1番人気の美術館のようです。 観光客ではなく、普通一般の人と思える多くの人が開館前から行列しています。 小さな子どもたちの団体も先生に引率されて何組も訪れていました。 これまでいくつか行った美術館博物館で共通して思う事は、子供たちがたくさんいる事です。 私も二人の子供を育てて、学校から美術館に行ったなんて記憶に有りませんが、フランスでは幼稚園くらいから高校生くらいまで、しっかり授業に組み込まれているのでしょうか。 床に座った子供たちに先生や学芸員さん達が話していたり、小さな年齢でも模写に取り組む子供がいたり、、、。 写真撮影も、フラッシュを止めればほとんど許されます。(前もって受付で確認がいりますが) 素晴らしい文化を持つ事は日本もフランスも変わりませんが、やはり日本は文化に対して堅苦しいのか、と思わずにはいられません。 日本ではほとんど美術館で、とてもお行儀よく静かに、まさに拝観と言った空気が漂っています。 子供の時から美術に親しませたいと思っても、なかなか環境が無いのが現状ですよね、残念です。 古くて立派な建物の中にある美術館が多い中で、この美術館は近代的な素晴らしい建物と、驚くばかりに広範囲で大量の収蔵品に圧倒され、とても興味深い時間でした。 ホテル前から初めてバスに乗って、アルマ マルソーまで。 このバスはオープントップの観光バス、私達は路線バスに乗りました。 木綿の布に型で染め抜いて、、、と思ったら 植物の繊維を延ばして布のようにし、一つ一つ染料で書いて有るのでした。 アルマ マルソーでまたもや画家の今井夫妻が誘って下さってランチ、この辺りはファッションメーカーも多く、企業も多いところらしく、ビジネスマンやビジネスウーマンが仕事の打ち合わせをしながらのランチ、違った、フランス語ではデジュネと言うのでした。 パリ1回目の時、遅くなったランチがしたいとカフェで何度も「ランチ出来ますか」と聞いても全く伝わらなかった思い出が有ります。 この辺りはさしずめ丸の内界隈とでもいうのでしょうか? 午後は昨日E 渡辺さんが教えて下さった北マレのギャラリーのテキスタイル展に。 知って行ったから入ったけど、通りすがりだったら入ったかどうか、、、少し目立たないギャラリー Espace Beaurepaire 入ってみると素晴らしい作品たちと出会いました。 11人のテキスタイル作家の作品です。 写真は✖だったので撮れませんでしたが、その分しっかり目に焼き付けて来ました。 今回は、今井夫人文子さんという心強い通訳もいます。 気になった作家には作品の意図を聞けて、やはり言葉が話せると深く見る事が出来ると実感しました。 偶然から今のフランスの作家さん達のテキスタイルに触れられる、こんなチャンスはめったにありませんよね。 幸運に感謝。 そして、あれこれと午後いっぱい付き合って下さって、大助かり、一緒に街歩き出来て楽しかった文子さんに感謝です。 ホテルの近く、中国系の人らしいお寿司屋さんでテイクアウトの握り鮨と海苔巻の夕食。 マァ!美味しいじゃあありませんか!合格です。 ところで夕刻にホテルに戻ると、少しロビーの様子が違います。 レストランや朝食ルームも違う装いに、、? 「ファッションショーの用意ですよ」と若いコンシェルジュが教えてくれました。 「エッ!いつ?私達見たい」 どうも今日ではなさそう、明日か?楽しみだ~~~
by teoriasobiya
| 2011-04-04 12:09
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