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2009年 07月 12日
Parisの街は案外小さく、その中を1号線から14号線まで地下鉄が張り巡らされています。
一駅1、2分?なんて思うほど短い駅間隔で、とても便利で次々と乗り換えてどこにでも行けます。 「ちょっと遠いのですが、、、」なんて言われて訪れてみると、たった30分程度で行けたりします。 よほど中心の大きい駅以外はほとんどエスカレーターなどなく階段を上ったり下りたり、正直それは少々大変で、相棒のキクちゃんは今回の旅に備えて、毎日3キロのウォーキングで、脚を鍛えて行ったほどです。 その地下鉄の主要な乗り換え駅で音楽家が演奏をしています。 ギターやバイオリン、アコーディオンなどが、乗り換え通路を進んで行くとだんだん大きく聞こえて来て、今度はどんな人が演奏しているのかしら?とワクワクして来ます。 時には聞いていると涙ぐむほど心を打たれたりします。 ほとんど1人か2人ですが、中には10人近い大編成のグループもあって、時にはたくさんの人が演奏の始まるのを待っていたり、ちょっと独特の雰囲気が有ります。 国かパリ市の許可が必要で、ここで演奏できる人は限られていて誰でも勝手に出来る訳では無いそうです。 地下通路は音響もよく、遠くからでもとても魅力的に響き、演奏が気に入った通行人がいくばくかのお金を入れたり、CDを購入したり、、、これが収入としたらなかなか厳しいのか、案外ウマい仕事なのか? 私は何度かCDを購入しました。 この写真は今年2月初め、ウクライナの人たちのCDを買った時、皆さん素敵でしょう? ラテンのシングルが5ユーロ、大編成のクラシックCDが25ユーロだったろうか、、? 楽しみに買って帰って聞いてみると、当たり外れが有りますが、ほとんど気に入っています。 今回の出会いは Daniel KRENICKI さんのシャンソン。 一番の大当たり、毎日繰り返し繰り返し聞いています。 Parisと言えばシャンソン!等と思っていましたが、これまでほとんど耳にする事は有りませんでしたし、聞ける店ももうほとんど存在しないらしく、聞こうとすればやはりコンサートに出かけないとなかなか聞けないそうです。 地下鉄の他にモンマルトルの丘では素敵なおじいさんがコントラバスをひているし、地下鉄の車内でタンゴを演奏している人もいます。 気に入ったら1ユーロ位渡して、にっこり目顔で頭を下げてくれます。
by teoriasobiya
| 2009-07-12 16:53
| 旅行
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